ブログを読んで下さっている方は「好きだねー!」と思われるかもしれませんが笑、今回もNIPPONIA宿に宿泊してきました。
NIPPONIAという系列の宿は、日本各地に点在して残されている古民家を、その歴史性を尊重しながら客室や飲食店、または店舗としてリノベーションを行い、その土地の文化や歴史を実感できる複合宿泊施設として再生していく取組みをしているんです。
この取り組みを行っている親会社がVALUE MANAGEMENT(通称:VMG)という会社で、まさに日本の素晴らしい建築や歴史を守りつつ現代に洗練された形で残す活動をしているそう。以前の記事でもご紹介したVMG RESORT KYOTO(記事はこちら)もこちらが運営元。本当に素敵な宿だった・・
現在は兵庫県中心に施設を運営しており、他のNIPPONIAホテルも宿泊しているので他の場所も是非チェックしてみてください。
ということで、VMG系列&NIPPONIAにハマってしまった我が家が、今回は兵庫県の播磨福崎にあるNIPPONIAの宿をレポします。
そしてこの福崎、実は妖怪の街なんです・・・この街の面白い場所も含めて紹介しますね。
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福崎は妖怪の街?!
我が家はNIPPONIA目当てで福崎に行ったのですが、この街に到着してからなんとなく目を引くオブジェだったり、ちらほら「妖怪」というワードを耳にする・・・
でもなんで福崎が妖怪?と言うと、理由がありました。
その名も柳田國男(1875 – 1962)という方がが生まれ育った地であるかららしい。
この方は日本民俗学を創始・確立に尽力した人物で、妖怪や物の怪にまつわる言い伝えまでを文学に発展させ、有名な「遠野物語」「妖怪談義」などの著作を残したとのこと。
もうね、福崎全体が妖怪を一緒に盛り上げている感じ。町中にもたくさんの妖怪スポットがあります。
ホテル紹介の前にいくつか妖怪スポットをお伝えしますね。
辻川山公園にいる「河童のガタロウ」
福崎が激推ししているのが「河童」。
これから紹介するNIPPONIA宿のちょうど裏にある辻川山公園には河童が不定期に現れます。
いきなり池に泡が立ち始め、出てきた!!
おそらく15分に1回ほどのペースで現れますよ。
時間によっては3匹出るらしいです・・・
また、福崎で有名な「もちむぎ」で作られたどら焼きが大好きな天狗もこの公園には出るらしい、ということで行くと・・・
不気味な音と共に、出てきた!!!
髪も長いし顔も怖いし、良くこれ作ったねというクオリティ笑。この天狗、いろいろセリフも言ってて面白いので是非訪れてみて!!
妖怪ベンチが点在!
また福崎の街には、妖怪のいるベンチが点在しており、これも立派な観光スポット。
まずは有名な河童ベンチ(マップで1のベンチね)。
次は一番最近出来たベンチ「喰わず女房」(マップでは21)。これ後ろに回ったら怖すぎて子供と絶叫笑。
私が一番好きだったのは、こちらの「子啼爺」(マップでは7)。一周回ってかわいい。
マップでは4の「油すまし」もかわいい。
一緒に見つめあう写真も撮れますよ。
NIPPONIA宿から歩いて5分程の場所にある「観光交流センター」。ここにも妖怪ベンチが2つありますし、中には全妖怪ベンチのフィギュアもあるのでとっても楽しめます。お土産も買えますよ~!
NIPPONIA「播磨福崎」
300年も前の建物に泊まれる場所って冷静に凄すぎる。フロントもお土産屋さんも趣がありますよね。
お部屋は最も広い「離れ」
今回泊まったのは、NIPPONIA福崎で最も広い110平米もある「離れ」。安永2年に建築されたそう。
入るとこの奥行き!そして蔵書がズラリ。
本のラインナップも素晴らしくて、妖怪にちなんだ本やライフスタイル、旅などなど興味をそそるものばかり。
右奥へ進むと寝室!お布団も絶妙な硬さで寝心地抜群。
NIPPONIA宿って布団にこだわっているのかいつも寝た瞬間朝。笑
この外に面した長い縁側も素敵でしょ。
また、お風呂も最高なんです。部屋でヒノキ風呂が楽しめます。
NIPPONIAの良さは、部屋風呂なのに良き木の香りを楽しみながらゆったりお風呂に入れるところだと思う!
夕食
夕食は敷地内にある「ファームズキッチン三木屋」というご飯処で頂きます。宿泊しなくても事前予約で食べにくることもできるみたいです。
このレストランは播磨地域の地産地消を心掛けており、「なつかしさ」「馴染みやすさ」「楽しさ」をテーマに、フレンチベースの創作料理がいただけますよ。
お料理も全てが見た目も美しく、全て本当に美味しかった・・・
ご飯だけで来る価値もあると思います。
朝食
朝食も夕食と同じ場所で頂きます。
お米は名産のももちむぎ米を釜でいただけますし、お野菜もお魚もどれも甘味があって美味しい。
まとめ
妖怪と言えば島根/境港の水木しげるロードを思い出す方も多いと思いますが、決定的に違うのは怖さ!もうね、福崎はガチなのよ笑。
でもそれがまた子供の怖いもの見たさ魂に火を付ける用で、我が子たちはベンチ巡りしたいと言ってました笑。
NIPPONIAは本当に最高宿だったので、ここに泊まりつつ、妖怪の街を堪能するのも面白いと思いますよー!
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English outline
I went to the town of yokai(Japanese ghost) in Fukusaki, Hyogo Prefecture.
There are interesting spots in this town, such as benches where yokai inhabit, haha.
NIPPONIA FUKUSAKI, where I stayed, is the first place in Japan to be designated a prefecture-designated important tangible cultural property, and you can stay in a 300-year-old building.
I would recommend this place to anyone who wants to have a uniquely Japanese experience.
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